債権回収のノウハウ

債権回収のノウハウ

債権回収のリスク

配慮不足

債権回収で平和的に解決したいのであればまずは債務者への配慮が不可欠になります。債務者にどういう協力をしてあげれば債務の履行がスムーズにいくのか、どのように資金を工面すれば債務を履行できるのかなど、債権者は一方的に債権の権利を主張するのではなく解決策を債務者と共に見出すことが債権回収の近道でもあります。

最初から債務不履行をするつもりでお金を借りたり買掛金を持つ人はそうはいないと思います。債務支払が出来ないのには必ず理由があるのでその理由を債務者への配慮の中で聞き出し、譲れるところは譲りながら債権の回収を図ることが大事です。

こういう交渉術は軽く見られがちですが債権者への配慮不足が債権回収の思わぬ弊害になりかねないのです。

もう一つ配慮が必要なことがあります。債権回収を実現するうえで予想できるシナリオへの配慮です。この配慮不足が多大なリスクを生むことが多いのです。

例えば内容証明を送ったとすると、その先予想されるのは債務を履行すると言ってきた、返事が来ない、内容証明が戻ってきた、相手の気が変わって対立してきた、内容証明の事実が間違っていた為に裁判で不利になった等あります。

どういうシナリオへ進んでも最後は債権を回収することが目的でしょうから考えられるすべての展開に配慮した対策をとらないとどこかで落とし穴ができ目的が完遂できなくなるかもしれません。将棋と同じで自分の何手先もシミュレートし相手の何手先も予測したなかで最適な一手を打つのと一緒かもしれません。 配慮不足を最大限に抑え、債権回収の効果を上げましょう。

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